【教養】【学習】【ルーティーン】私が新しい分野を学習する際の道標

こんにちは。

 


今回は学習についての話題です。

 

私が新しい分野を学び始める際に意識しているいくつかのことをシェアします。

 

 

始めに

 

何か物事を始める時、新しいことを学び始める時、難しさを感じることが多くあると思います。

 

新しいことを始める時にはストレスが付き物ですが、このストレスを軽減し学習を加速させるためには心の持ちようが重要であると考えています。

 

これからご紹介する考え方、気づきの中で何か一つでも共感していただけるのであれば幸いです。

ガッツポーズをするビジネスパーソンのイラスト

詳細

 

スタートダッシュの重要さを見誤るな

 

学習はスタートダッシュが非常に重要だ、という気づきです。

ジョギングをする男性のイラスト

その分野における学習初期の成功体験によって、その後の成果は大きく左右されると言っても過言ではありません。

 

最初に行わなければいけないことは一気に完成度を上げること。

 

一度仕上がった学習体系は簡単には崩れない(と思っている)。

スポーツジムのインストラクター(男性)のイラスト

完成度を維持することは一定の負荷がかかるが、学習が進んでいないという不安から逃れる事の方が重要度が高い。

 

自らの要領の悪さを認識しろ

勉強をする男子学生(疑問)のイラスト

同時に複数新しいことを学ぶな、ということ。

 

一点突破で成果を出してから次に進むことが重要。

勉強をする男子学生のイラスト

スタートダッシュを妥協するな、というメッセージを自分への戒めを込めてここに記載します。

 

一定の壁を越えた時に光が見える経験は誰にでもあるし、逆に言えば見えない光にすがり続けることは難しい。

 

成果が出ないと続けられるものも続けられないので、"新しい"ことに取り組むのであれば大量の時間を一つのものに投下するべきだという気づき。

 

本質の理解から目を背けるな


時間がある限り本質の理解を突き詰めるべきである、という気づき。

 

小手先のテクニックや単純な暗記に頼っていては身につくものも身につきません。

 

自身の理解度を図るにはアウトプットが重要です。

 

共に学ぶ仲間を作り学習範囲を説明し合う、その分野の初学者に説明して理解してもらう、等で環境を整える事も良いでしょう。

 

黒板と学校の先生のイラスト

 

ハンズオンで学べ

 

机上ではなく手を動かして物事を文字通り"体感"せよ、体で覚えるというのは理にかなっている、という気づき。

 

リモートワーク(男性)のイラスト

 

アウトプットすることが重要である、という気づきに通ずるものがありますが、理論を学ぶこと以上に実践することに拘ること重要だと感じます。

 

反復こそ学習の王道

 

無意識で動けるようになるまで同じことを繰り返し行うことが重要であるということ。

リモートワークをする男性(横)のイラスト

基礎・土台を作ることでその後の応用もスムーズになるという気づき。

 

物事を憶えるためには7回以上反復する必要がある、というのはよく言われますが、これは本当にそうだなと思います。

 

出来ることはより早く正確にできるように、できないことはできるようになるまで、繰り返し同じことに取り組むことで、まさに「身につく」のだと感じます。

 

ベンチマークを作り適度に追い込む

 

定期的に目標・ベンチマークを作り自身の現状を知ることが重要である。

 

資格試験等を受験することでその時点での自身の実力を可視化して客観的に知ることが出来るようになる。

予約系アイコン

 

資格試験等は定期的に開催されているので定期的に受験してモチベーションを保つこともメリットの1つです。

 

予約(スマホ)のイラスト

 

先に予定を抑えておくことで当日までモチベーションが続きますし、結果が良ければさらに良い結果のために、結果が悪ければ次回以降に巻き返しを図るために、モチベーションは続くのではないかと思います。

 

また、競い合えるライバルを作っておくことも重要です。

 

その際にはやはり、実力が拮抗していることが重要かと思います。

 

勿論、自身よりも学習が進んでいる相手に質問をしたり、学習が遅れている相手に理解を促したり、といったことはできますが、ライバルとしての立ち位置を考えると実良くは拮抗していた方が良いかと思います。

 

比較することは悪ではない

頭を抱える研究者(男性)のイラスト

他者との比較は良いことも多い。

 

自身の現状の一歩外に目を向けて、外部環境と比較して差分を認識することで次のステップを踏めるのかと思います。

 

いろいろな人種のイラスト

 

他者と差があるときに、それを埋めに行くかどうかは戦略的に判断することが重要ですし、そのような考え方に切り替えることが必要かと思います。

 

成果=投下時間×学習効率

電卓をもつ男性のイラスト

当たり前だからこそ見失ってはいけない鉄則。

 

成果を出すために必要な事は投下時間を増やすか学習効率を上げるかの2つに1つ。

 

学習開始当初は学習効率を上げる方法がわからない、となるとより多くの学習時間を投下する必要がある、という至極当然な結論を導き出すことが出来る。

 

勿論、一つの分野で学習を進めれば進めるほど学習効率は上がるはずなので、徐々に投下時間を減らして学習効率を上げていくことは出来るであろう。

 

しかし、学習効率もまた、投下時間に左右される指標になっていると言っても過言ではない。

 

ということで次の気づきは学習効率に対する考えである。

 

学習効率の数式化

 

学習効率=(単位時間当たり投下時間*総投下時間)/総学習時間*2

 

学習効率は高めるためには一定の投下時間が必要だという気づきから、総学習時間に対してどの程度の投下時間なのか、が学習効率に繋がるのではないかと考えています。

研究・科学実験をする男性のイラスト

言い換えれば進捗率とも捉えることが出来る。

 

学習範囲全体の内のいくらかを学び終えた時に、その後の学習効率が上がるという経験があった。

 

最初は限りなく0に近く非常に低い効率での学習だが、学習の終盤になると理論上最大の学習効率が見えてくるのではないかと思う。

試験管を持つ研究者のイラスト

一方でだらだらと長期間勉強すればよいのか、と言うとそうではなく、単位時間当たりの投下時間を高めて学習効率を上げにいかなければいけない。

 

大学受験浪人生と高校生との間の学力差に関しては、学習効率の内の「単位時間当たり投下時間」の部分で説明できるのではないかと推察している。

 

まとめ

 

学習初期に投下時間を確保し集中して学習を進めることで、開始初期の成功体験を積み効率を高めたうえでその後の学習を進めていくことが重要である、という気づきです。